2017年3月15日水曜日

*常識のその先へ*

新しい世界にいってみました。
吸水120%のパン。
パンドロデブとかで、100%前後のパンはよく目にしていましたし、シニフィアン時代も作ってきました。
が、大台のはるか彼方にあるものをどうしても覗いてみたくなってしまったのです。
超高加水のパンって、その日はすごく美味しいのだけど、グルテン構造がギリギリのためか、すぐに硬くなるイメージがありました。
しっとりの極限。決してモッチリではないところに行きたかった。
で、やってみました。湯種と併用で。
さすがに3400グラムの粉に対して、総水分量が4080グラムになった時は、計る手が震えましたが、、、。
無事にパンになりましたよ。
まぁ、私の腕が足りず陥没気味の子も出ましたが、、、。凸凹の漢字の成り立ちが分かるほどに、同じパンでデコとボコ。
カットしてみると、中はもはやパンではなくて液体。ツヤツヤの皮膜が繊細に広がっていました。
食べた感想は、パンなんですが、陸に上がった水餃子か、薄く皮膜状に伸ばした麩饅頭か、とにかくトゥルトゥル。口の中でとろけます。
これ、美味しいなぁ。
今、思いつきで、玉ねぎと人参でポタージュを作り始めています。たぶん、浸して食べたら、、、うふふ。
3月16日到着の方には、特別にこちらのパンを同梱いたしました。
が、すいません。次焼く予定は、、、。
一つの生地を仕込むのに1時間半かかることがわかりました。毎日やるには、ミキサーが壊れるのが先か、店主塚本が睡眠不足で倒れるのが先か。笑。
せっかくなので、ひどく陥没した子を一つ、1週間ほど置いて、老化の具合をチェックしてみたいと思います。
来てくれたら食べられますよ^_^
よく寝ると、やってみたいことが湧いて来て、楽しいものです。
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