2016年6月29日水曜日

*アトリエタブリエで焼くパン 一覧前編*

①Baguette HIYORI
店主塚本が、作るのも食べるのももっとも大好きなパンがバゲットです。(店名はドイツ語ですが。ドイツパンは、どれも好きで一つに絞れないのです。)師匠、志賀シェフの微量酵母、高加水、低温長時間発行のスペシャリテを100パーセント北海道小麦でアレンジして作ります。
限定数:36本
②そば粉のカンパーニュ
穀物の風味を最も楽しむことができる食べものの一つが、蕎麦なんじゃないかと思っています。挽きたてを、さっと捏ねて、すぐに茹でて食べる。なんと、ゆで汁までもおいしい。
丹波は蕎麦の美味しい地域なのですが、今回、なんと知る人ぞ知る名店「ろあん松田」の店主よりそば粉を譲り受け、このカンパーニュで使うことにしました。
そば粉の風味を閉じ込めるために、一度お湯で練って、なるべく捏ねずにパンにしていきます。
限定数:12個
③ほうじ茶のブリオッシュ
帝国ホテルで飲む、ほうじ茶ミルクティーがおいしい。
その昔、何かの雑誌の誰かのコラムでそんな話を読んでから、私のほっとしたいときの飲み物は、ほうじ茶ミルクティーになりました。(帝国ホテルでは、まだいただいたことはありませんのよ。)
いつか、こんなパンを作りたいと思っていた矢先に、丹波に「福寿園」という25年以上も無農薬でお茶を作っている農園があることを知りました。ここの看板商品「赤ちゃん番茶」は家族全員が安心して飲めるノンカフェインのお茶。
ふんわり甘くて、香ばしい。きっとみんな大好きなパンになると思います。
限定数:28個
④Baguette AZUKI
小豆と言えば、北海道と思っていませんか?襟裳小豆、本当においしいですよね。
でも、実は丹波にも丹波大納言小豆という、献上品にも使われてきた小豆があるのです。この小豆は、とにかく大きくて、炊いても皮が破れないのが特徴です。そのため、腹が割れない=切腹しないという縁起物として珍重されてきました。
小豆をシンプルなハード系の生地にたっぷりと入れて焼き上げます。
限定数:23個
⑤みかんとローズマリー
今回の変わり種。ドライのみかんにフレッシュのローズマリーを加えたパン。
先日、丹波で行われるハピネスマーケットというイベントで出会ったドライみかん。お砂糖や防腐剤を使わず国産の材料で作っているそうです。どこ産のみかんか、どこで製造されているのか、詳しいことを聞かずに帰ってきてしまったのですが、このおいしさが絶品。次回、このお店に出会えた時には、根掘り葉掘り聞いてみたいと思います。
初夏にぴったりの、さっぱりとした柑橘の甘味と酸味、ローズマリーの爽やかな香りで、白ワインが進みそうです。
限定:9個

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