2016年9月7日水曜日

*講習会 特別食材 チーズとカカオ*

今回の講習会で使わせていただく、スペシャル食材のご紹介を。
①チーズ
コーヒーとのペアリング用に仕込むパンに使います。
茨城県つくば市のチーズを直輸入している VIA THE BIO。
代表の綿引さんに教えてもらった「バスキー」というチーズを。
牛乳の白カビ系のチーズの断面には、うっすら赤い地層が。半信半疑で口に運んでみると、なんともミルキーでやわらかい甘さ。そこにピリピリと心地よい刺激。
胡椒かなぁ、と思って綿引さんに尋ねたところ、
「いやいや、唐辛子だから」とにやり。
見るからに赤いやん!っという自分へのツッコミを入れつつ、こんなにも、甘味とうま味と舌触りをこの少しの唐辛子がアクセントとして、とまらないおいしさにしていることに感動を覚えたのでした。
熟成士のジャッキーカンジが育てたベルギーのチーズ。
ううう、贅沢。くるみとカレンツを入れた生地で包んで焼きます。
でも、みなさんにフレッシュなお味も感じてもらいたいので、ひときれそのままでも味わってもらいたいと思っています。
ちなみに、綿引さんほど、ボーダーの似合う人はいないと思う。シンプルなデザインだけに、着る人のセンスでいかようにも見えるボーダー。
チーズも、そうなのかもしれない。牛乳と塩と酵母。極限にシンプルな食べ物だけれど、綿引さんの選んだものに間違いはないって思っているのです。
※お写真は、友人三浦さんが撮影したものを、お借りしています。三浦さん、この場を借りて、最高の写真をありがとうございます。


②カカオニブ
こちらも、コーヒーとのペアリング用のパンに入れて使います。
広島県尾道向島の島のてっぺんにあるチョコレート工場USHIO CHOCOLATLのクラックヒップカカオを。
このチョコレート屋さんは、はっきり言うと、変態。
チョコレートよりも音楽が本業かと思うような彼ら。
おしゃれで、スイートでビターで、スパイシー。
でも、彼らの本気は私など足元にも及ばないほどなのです。単一品種の豆でチョコレートを作るビーントゥバーに全力を注いでいて、現地にまで買い付けにいくこだわりよう。
そんな、大事な大事なカカオ豆を少しのスパイスと合わせて作るクラックヒップカカオは、他で食べたことのないほろ苦くて、スパイシーだけど、なんかこんな人たちと友達だったら楽しいなっておもっちゃう、夜の浜辺に集まって、お酒を飲みながら語らいたいようなお味。
(まったく伝わらない表現。。。試食用意しておきますね!)
写真は工場に伺った時に、一緒に撮った一枚。うふふ。って気持ちになるでしょう。きっと食べたときにもそんな気持ちになりますよ。

と、両方コーヒーと合わせるパンではありませんか!
メガネコーヒーの竹日さんがどんなコーヒーを合わせてくるのか、、、ドキドキが止まりません。
って、は!!!竹日さんの紹介をしていないではないか!!!
次回は竹日さんをご紹介します。
USHIO CHOCOLATL
http://ushio-choco.com/


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