2017年9月22日金曜日

*お問い合わせの返信状況について*

お問い合わせ、メール、メッセージ、コメント、キャンセルのご依頼をいただいている皆様へ。
それぞれの内容に合わせて1つずつ対応しております。
お一人3分でも、10人で30分。
100人だと5時間。
毎日、少しずつしかお返事できずにおります。
もちろん、パンを焼くこと、旅をすることが本業なので、その間にせっせとやつていますが、なにぶんお待たせしている状況です。
全員に定型メールみたいなのは、どうも苦手で、できるだけ、人間同士の会話がしたくて、なかなか効率的にはできずにいます。
どうか、お待ちくださいね。田舎のとおーーーい親戚のおばちゃんですから、仕事は早くないですが、1つ1つお返しします。
写真は本日お世話になっている梶谷農園さんのハーブたっぷりトムヤムラーメン。
明日、畑にお邪魔させてもらって、佐賀へ向かう予定です。
なぜ、梶谷さんのハーブは、味が濃くてエグ味は少ないのか。種だけではない不思議。もしかして、人間の持つ表皮菌か、、、。話は尽きません。
あ!日本ハッカとアニスヒソップパンは、美味しいいただきましたので、商品にしようと思います!
そろそろ季節が終わりなので、本格的には来年かな、、、。

2017年9月21日木曜日

*発送時期のご案内*

セブンルールを見ていただいたみなさま、まことにありがとうございます!
現在、5500件を超えるご注文を頂戴しております。
お届け時期は、私がずっと独身だった場合で5年。
結婚したり出産したり介護したりが出てきた場合、10年ほどお待たせする可能性が出てまいりました。
昨日はパンを焼くのに集中しておりまして、まったくパソコンの前に座れなかったのですが、、、
番組をご覧いただいた方でしたら、きっとご理解いただけると思います。
しばらく、通販ページもストップいたしますが、10年後でもいいよ!という方向けに、そのうちまた開きますので、どうか気長にお付き合いくださいませ。
これで、最低40歳まではパン屋やることが決まりました。
病気さえしなければ、もっともっとずーーーーっと続けていくつもりです。
そんなには待てないなぁ、という方にはキャンセル処理させていただきますので、hiyoribrot@gmail.comまでメールくださいますよう、よろしくお願いいたします。
感謝を込めて。
ヒヨリブロート 一人親方 塚本久美

2017年9月20日水曜日

*まだ本人はセブンルール見ている場合ではなく、、、*

タンマ!!!!
みなさま、たくさん感想送ってくださってありがとうございます!!!
でも、だめだめだめ。私、今晩は見てる場合じゃないのです。テレビ持ってないですし。
今から佐賀ボンソルのイベント、丹波市青垣衣川會館のキヌイチ、そして大事な特注のお客様の、そしてそして、ハーブ農家さんのパンを仕込まなきゃなのです。
今読んだら、これから読む本の感想文聞かされてるみたいになっちゃいます!
だから、見るまで返信しませんが、どうかお許しを!
写真は日本ハッカと、アニスヒソップを牛乳で煮出したもの。どうなるかは、まだわかりません、、、。飲んだ感じは最高に美味しいです。
良き夜を!

2017年9月19日火曜日

*ご注文についてのお願いと状況*

たくさんのご注文をいただき、ありがとうございます。
9月19日17:30現在のお申込み状況
600件程度 だいたい3月頃までにお届けの予定です。
(細かいご注文内容を確認までできておりませんので、もしかしたら、それ以上お待たせする可能性もございます。
あとは、相変わらず、おっちょこちょい全開ですので、なにか起こす可能性も、、、。)
そして、お願い事ではございますが、どうか、ご注文時にご記入いただくメールアドレスの受信設定をご確認くださいませ。
たくさんの方より、ご注文確定メールが届かない旨、ご連絡いただいておりますが、どうも、ドコモのメールアドレスと相性が悪い模様です。
一つ一つ再度メッセージ送らせていただいておりますが、それが届いたかどうか確認するすべがありません。
それって、ご注文いただいたお客様も不安、そして、私も不安!!!
どうか、どうか、どうか、、、よろしくお願いします。
とっても長いこと、お待たせすることになりそうですが、その時のとっておきを詰め込んでパンセット作ってまいります。
よろしくお願いします。

2017年9月18日月曜日

*明日23:00~セブンルール見てください*

明日19日セブンルール、よろしくお願いします。
たぶん、ディレクターの高橋さんの編集と構成がとってもよいので、普通のパン職人の私がちょっと特別に見えるかもしれません。
でも、いつもどおり、朝起きて眠い目をこすって、小豆をはかろうとして床にぶちまけて、一生懸命掃除したつもりが、ふとした時にころころと出てくる。
そんな毎日です。
好きだったら、誰でもできる職業です。
たくさんのパンを買ってくださっているお客様にとって、私自身が、知らないどこかの誰かではなくて、ちょっと離れたところに住んでいる遠い親戚くらいの存在になれたらいいな。
悩んでいる方が、私を見て、ちょこっと笑顔になってくれたらいいな。
これまでかかわってくださった人たちに、塚本生きてます、が伝わるといいな。
すでに来週の予告のおかげで、たくさんご注文をいただいており、発送が来年になりそうです。
お待たせしますが、そのうち必ずお届けします。
見てください。

2017年9月17日日曜日

*最終日の仕込みを終えました 新宿髙島屋美味コレクション*

新宿髙島屋美味コレクション
最終日、火曜日分の仕込みを終えました。
たくさんの方にお求めいただいて、早いうちに完売してしまっているようで、力不足すいません。
東京こわいーーーー。笑。
大好きな東京で、こんな嬉しい事態、感謝でいっぱいです。
なんとかお返ししたい一心で、最終日に、ここまでで最大量の生地を仕込みました。
頭で考えると、無理と思えてしまうような量です。
でも、シニフィアンの時に、何度もそういう事態があったのですが、そういう時は脳みそをスイッチオフに。体の瞬発力だけで焼いていくと、なんだか、いいパン焼けてしまったりします。
パン職人ってスポーツだ。
限界を越えていけ。
いいパンお届けできますように。 お口に合うといいのですが。

2017年9月15日金曜日

*カフェマーノさんとのコラボ企画 新宿髙島屋美味コレクション*

新宿髙島屋美味コレクションのカフェマーノで、本日、ヒヨリブロートのパンが食べられます。限定30食です。
この溶けたチーズにパンつけて丹波野菜つけて食べるんですって。なんだそれ。羨ましいなぁ。
もちろん、カプチーノもお忘れなく!
催事場なのに、テーブルの一枚板から、天井から吊るすモビールから、なんでも持って行ったカフェマーノ。
丹波まで来るのはたいへん!と思ってる方、丹波の本店に行ってみたくなるかも!
限定30食って、少なくないかなぁ。
あ!写真は大好きなベッカライコンディトライヒダカのブレッツェルバージョンです。
ぜひ、お待ちしております!

2017年9月13日水曜日

*ドキュメンタリー番組放映にあたり、発送に関するご案内*

この度、9月19日(火)23:00~23:30フジテレビ系列放映「セブンルール」に出演させていただきます。 
もしかすると、これによりたくさんの方に興味をお持ちいただき、ご注文いただくかもしれません。
その場合でも、変わらず一人で、旅をして心の琴線に触れたもの、地元丹波の農家さんから預かる野菜たちで、ひとはこひとはこ大事にお作りしていきます。
もしかすると、何カ月もお待たせする可能性もあります。
きっと、いつ頃届きますか?というご質問にもお答えできなくなると思います。
ただ、ちょっとのんびりお付き合いください。焼き上げ日が決まりましたら、直前にはなりますが、発送日のご連絡させていただきます。
工場ではなく、普通の人間のツカモトクミが焼くパンを、どうかご理解くださいませ。末永いお付き合いをよろしくお願いいたします。
いいパン焼くぞ!
皆様の秋が実り多く、素晴らしい時間になりますように。

2017年9月11日月曜日

*9月14日(木)~19日(火)新宿髙島屋美味コレクション パンのご案内*

新宿髙島屋。
以前に日本橋高島屋でシニフィアンシニフィエの販売員をやっていた身としては、あの高島屋の催事に出るということ自体が嬉しさと緊張の両方があります。
しかも、丹波の相棒cafe ma-noがカフェスペースで出店すること、大事な友の島根のベッカライコンディトライヒダカのパンと並んで販売されることが、私の生き方やパンに大きな影響をくれた仲間なので、とても感慨深いです。
話し出すと、明朝になってしまいそうなので、cafe ma-noとベッカライコンディトライヒダカの話は省略しますが、もしも、ヒヨリブロートのパンを求めて行ってくださるのであれば、この二つのお店もチェックくださると嬉しいです。
さて、本題のパンのご案内を。
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・カンパーニュ
 青森県白神アグリサービスのライ麦粉と、茨城県宗像ファームのゆめかおりが主役の田舎パン。ルヴァン種の酸味と粉のうま味が、しっかりした味付けの肉料理や、クリーム系の料理ともよく合います。
・食パン
 定番商品となりましたシンプル食パン。小麦、塩、モルト、酵母だけの配合で、毎日食べても飽きの来ないおいしさです。湯種を使用することでしっとりむっちり食感です。
・ラベンダー
 フランス産のラベンダーを練り込んだブリオッシュ。自家製のヨーグルトをたっぷりと、少しのライ麦粉で、味はさっぱりとしていて、食感は優しく軽く仕上げています。丹波市氷上町の芦田ポートリーのこだわり卵を使用しています。
・ブルーベリー
 奥丹波ブルーベリー農園の有機JAS認証をうけたフレッシュブルーベリーを低温のオーブンでゆっくりセミドライに。西山酒造場の丹波深山白ぶどう酒で漬け込んで、ホワイトチョコと一緒に焼き上げます。
・トマト
 丹波市山南町のふえのみち農園の7種類のプチトマトを、果汁がこぼれないように手をかけながら、じっくりロースト。イタリア産FRATELLI CAMPANAのオリーブオイルで漬け込んでいます。よつ葉乳業の国産シュレッドチーズと合わせて。
・酒粕と黒さや大納言
 丹波市春日町の希少な黒さや大納言小豆を、甜菜糖でコトコトと。大事に形を残して炊き上げます。古くから献上品として使われてきた、丹波の至宝です。山口県酒井酒造の酒粕が香る生地で巻いて。
・かぼちゃ
 丹波市の小麦とかぼちゃの組み合わせ。山南町の竹岡農園の鶴首かぼちゃと、市島町のうむ農園の手刈り天日干しの無農薬小麦です。玄麦のまま預かって、お店の石臼でゆっくり粉にしていきます。挽き立ての小麦の香りは絶品。丹波の大地の恵みを味わって。
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今回のラインナップは、あえて丹波の食材を大目に使用しています。
千葉で生まれ育ち、丹波に引っ越しをして1年半。
まるで、丹波が地元かのようになってきました。
今回、熱烈にオファーをくださった新宿髙島屋の催事部長佐藤さんが、Iターンで地方で、その土地の美味しいとつながって、頑張っている人をフューチャーしたいと言っていただいての出店だったので、私が選んだ食材も多くがIターンで農業を始めた方のものです。
ちょっと手のかかるものばかりになりましたが、それだけ思い入れのあるものばかりです。私がパンを学んだ東京の皆様に、ぜひ食べていただければ幸いです。

2017年9月10日日曜日

*10月15日青山パン祭りに出店いたします*

はい!こちらに出ます!ブーランジェリーヤマシタさんの相棒として参加させてもらいます。ありがたやーーーー。
10月15日日曜日です!朝到着の冷凍便なので、凍った状態からの販売ですいませんが、、、。
東京でお会いしましょう〜!

2017年9月6日水曜日

*丹波の農家さんめぐりの幸せ*

本日、丹波市内だけで100キロ超えの走行距離で、食材受け取りに回ってきました。
左手前から、殻付きくるみ、ブルーベリー、たまねぎ、小麦、鶴首かぼちゃ、バターナッツかぼちゃ、えびすかぼちゃ、子どもピーマンとハバネロとジョロキアと満願寺とうがらし、丹波大納言黒さや小豆。
よっし。役者は揃った。
早速小麦を小麦粉に。

2017年9月3日日曜日

*ドキュメンタリー番組に取り上げていただきました*

パン屋になると、顔もパン屋の顔になるのかな。10年前のOL時代のパスポートと、今回撮った写真。
さて、皆様にご報告が。
9月19日火曜日、フジテレビ系列23:00〜「セブンルール」という番組に出ます。
30分間のドキュメンタリー番組です。
私の、ちょっと変わったパン屋のスタイルは、もしかしたら、誰かの背中を押せるかもしれない。そんな気がして、取材を引き受けました。
ディレクターの高橋さんが、10日ほど、私と寝食を共にして、1つの作品に仕立ててくださいました。
もう流れると決まったら、恥ずかしいとかよりも、高橋さんの作品を見て欲しいなぁって思っています。
パン屋さんの鼻毛問題、ずいぶん話したけれど、残っているかな、、、。
取材期間中、たくさんの方のご協力をいただきました。ここにて、改めて感謝を申し上げます。
ということで、見てねーーーー!!!
シェアしてくださーーーーい!!!
私はテレビないんだけれど、はたして見られるのか。
もしかすると、少し注文が混み合うかもしれません。ご迷惑をおかけいたします。何ヶ月かかっても、必ず変わらずいいものをお届けできるように精進してまいります。

2017年8月29日火曜日

*夏の終わりのクグロフ、葡萄を追加販売します*

あ、クグロフの再販を開始させてもらったのですが、一寝入りして起きたら、すでに売り切れておりました、、、。
ありがとうございます。
葡萄もう少し焼くことにしたので、またお買い求めできるようにしました。
よろしくお願いします。
次は栗ですかね。

2017年8月24日木曜日

*夏の終わりのクグロフ 再販売のお知らせ*

夏の終わりのクグロフ桃編仕込みました。
上から撮ったら満月みたいだなぁなんて、腕を伸ばして撮ったら、自分も少し入ってました。
臨場感あって、ま、いいか。
28日18:00に葡萄編も一緒に再度、販売開始させていただこうと思っています。桃は数個しかもう焼けないのですが、葡萄はたくさん焼けると思います。
今週末は三宮John Bull君のお店、ベーカリーバカンスのオープンの手伝いに行って来ます。

2017年8月23日水曜日

*8月27日の衣壱は13時から パンのご案内*

今月の衣壱は13時からとのこと!いつもの10時からではないので、ご注意ください。
パンは、前回食パンがすぐ売り切れてしまったそうなので、多めに持ってまいります。お立ち寄りくださいませ。
・食パン
・ふすまヨーグルト
・くるみレーズン
・バゲット
・塩ナッツ(NEW)
  たっぷりのナッツを包んで、塩と胡椒でカリリと
  焼きました。ビールのお供に。
・ガスパンチョ(衣壱初登場)
  丹波市芦田ポートリーのトマトと
  井上農園さんのきゅうりでガスパチョ仕込んで、
  水の代わりに。
  夏野菜のうま味がぎゅぎゅぎゅっと詰まっています。
・スイカパン(衣壱初登場)
  丹波市ことのはファームさんのスイカをジュースにして
  使用しています。
  種と皮に見立てた、カレンツとピスタチオ、
  香りづけにカルダモンパウダーを。
・四色豆(NEW)
  お多福豆、うずら豆、うぐいす豆、大福豆の甘納豆を
  包み込んで。緑茶のお供に。

2017年8月22日火曜日

*旅の話 ようび ツギテプロジェクト*

8月の旅の期間は、クグロフと向き合っているうちに過ぎてしまったので、ちょっとぎゅぎゅぎゅっと予定を詰めて、岡山県西粟倉村の木工工房「ようび」のツギテプロジェクトに丹波の仲間たちと参加してきました。
西粟倉といえば、年に3回ぐらい定期開催している「パンと、ワインと、野山のめぐみ」の開催地、フレル食堂のある場所です。しょっちゅう行っているせいか、帰るような感覚。
ようびの代表ご夫妻、大島さんとも「パンと、ワインと、野山のめぐみ」にお越しいただいたところからのご縁でした。
丹波の相棒、cafe ma-noの北さんに、「久美さんは、今回何でいくんでしたっけ?」と聞かれて、誘ってもらったからだけど、、、はて、と自分の心に問いかけてみました。
ツギテプロジェクトは、2016年の1月に全焼したようびの工房を新たに作るというもので、岡山の間伐材を中心に木を組んで(接手ツギテ)、山の保全をはかり次世代につないでいく継手(ツギテ)としての役割を担っていくという意志が込められています。
それをワークショップという形で、一般の参加者を広く募り、速さや正確さよりも、皆でツギテになっていくというプロセスも大事に進めていました。
私も、寄付してもらったという踏み板を磨く作業や、棚板をのこぎりで切り出す作業をやらせてもらいました。
いつもは食べたらなくなってしまうパンを一人で作っているのに対し、形になって残るものをみんなで作るということは、またなんと新しい喜びに満ちていたことか!
朝は知らない人同士だったはずが、数時間のうちに、仲間になってしまいます。
すがすがしい労働は、パン作りにも通ずるところがあり、もっとうまく、効率的にするには どうするべきかと職人根性がわいてきたり。終始楽しい時間になりました。
そして、皆で集まっての終礼の時、わかりました。
私は、大島夫妻に興味があったのだ。
初めてお客さんとして来てくださったときに、自分たちの工房が全焼してしまった話を聞きました。でも、奥さんの奈緒子さんは、いつだって心から楽しそうに、イキイキと私の目に映りました。大島社長は、まるでいたずら好きの図工少年のようで。
ものすごい悲しみとご苦労があったことを感じさせないお二人。お二人をもっと近くで見て感じたかったのです。
しなやか。
どんなに強い風が吹いても、柔軟で、折れることがない。
ようびの社員やスタッフの皆さんもとにかく楽しそうで、仕事は楽しんでいいのだと再認識しました。
新しい工房は5月オープン予定だそうです。
また、丹波のみんなと見に行かなければ。
しなやかさ、自分にあるだろうか。
パン作りと自分自身にゆっくり沁み込ませたいと思います。
追伸 筋肉痛はその日中にきました。セーーーーーフ。

2017年8月20日日曜日

*夏の終わりのクグロフ 完売御礼*

すいません。完売しておりました。
また、近々焼きますので、もう少しお待ちくださいませ。桃は後6個しかできませんが、葡萄はもう少したくさん焼けるはずです。
みなさま、ありがとうございます。
写真が良すぎたかな、、、。

*夏の終わりのクグロフ*葡萄編*

私はお酒が飲めない。
味はすっごくおいしいのですが、数口で頭がガンガンゴンゴンしだして、せっかくの食事も友人との会話も楽しくなくなってしまう。
ので、いつからか飲むのを諦めました。毎年、クリスマスには飲める肝臓をお願いしているのですが、かなわないのは、いい子にしていないからか。もういい大人だからか、、、。
2017年上半期で出会い、素晴らしい感激をいただいたのが、岡山県domaine tettaでした。
新見市哲多町。石灰岩の採掘が盛んなこの地域の山奥、人里離れたところに、domaine tettaはあります。
その遠い昔、葡萄畑として使われていたようなのですが、社長の高橋さんが引き受けたときには、完全なる耕作放棄地。雑草と葡萄と自然に生えてきた木々がうっそうと茂り、地面は石だらけで、しかも石灰の層と赤っぽい土の層が長い年月の中で縦に表層化しており、ずぼっと足を取られて、危なくて入れないような場所もあったそうです。
それを少しづつ少しづつ畑に戻し、今では見渡す限りの葡萄畑と、その中に異様にモダンなドメーヌ(ワイン醸造所)という美しいミスマッチが広がるまでになっています。
こちらでは、ワイン用の葡萄はもちろんのこと、生食用の葡萄も栽培されていて、その安芸クイーンのレーズンを食べさせてもらった時の衝撃と言ったら!
見た目から、普通のレーズンの5倍くらいの大きさがあって、かみしめると、甘味うま味が濃い。
私の中でレーズン革命がおこった瞬間でした。
桃をドライにした私は知っています。ほんの一握りのレーズンが、もともとどれだけの量のぶどうだったのかということを。ドライでこの大きさですから、もとは、、、。
桃と対をなすならば、このレーズンしかない。
前置きが長くなりましたが、こうして葡萄編をやることにいたしました。
私、ドイツが大好きなのです。象徴的なのは、クリスマス時期にクリスマスマーケットに漂うグリューワインの香り。スパイスをきかせたホットワインです。
早速高橋社長と、ワインスタイリスト大野明日香さんに相談してみたところ、「rouge」という赤ワインがいいのではないか、とおすすめをいただきました。
ルージュの口紅をひいた、スパイスのきいた女の子!
もう、想像で恋をしました。
アーモンドプードル、くるみ、マカダミア、ピーカンナッツを使用した生地に、ココアとたっぷりのスパイス。そして、rougeで漬け込んだ安芸クイーンを。もちろん、焼き上がりのシロップにもrougeをふんだんに使用しています。
はぁ。うっとり。仕込んでいる間も、食べてもうっとり。
こんな女子に私はなりたい。
本日20日18:00より桃編と合わせて販売開始いたします。
ご贔屓によろしくお願いします。
余談ですが、ドメーヌテッタのマスコットのパンダは、なんと耕作放棄地だった畑から掘り起こされたもの。この土地の守り神です。

*夏の終わりのクグロフ*桃編*

「桃使ったりしない?発送できないのがあるんだよ。」
このクグロフの発端は、この農家さんの一言でした。
買います!
こうして、ヒヨリブロートに来てくれた≪ことのはファーム≫の無農薬樹上完熟の桃たち。確かに、ちょこっとの虫食いなんかはありましたが、とにかく甘くておいしい。こんだけおいしければ、虫だって食べたくなってしまうのは仕方のない話です。
10キロほどの量があったと思います。が、一つ一つ皮をむいて、傷んだところを外して、オーブンでドライにしていったところ、なんと600gにまで減りました。一晩、付きっ切りでお世話をしながら、桃は90%が水分なんだということを実感した夜でした。眠いけれど、いい香り。
こうしてできたドライピーチをどうしたものか。普通のパンにしてしまうにはなんだかもったいない。
あんまりパフェとか食べない、チャックの中身はおじさんの店主ですが、最近気になるのが、「ピーチメルバ」。
バニラアイスクリームに桃と木苺。そしてアーモンドスライス。
んん~これだ!
しかも、桃とアーモンドは同じバラ科の植物なんですって。桃の種はなんだかアーモンドに似ています。
アーモンドプードルと、砕いたアーモンドを入れたさっくりとした生地に、サクランボのお酒キルシュで漬け込んだドライピーチを巻き込んで、もちろんバニラビーンズを香らせて。
仕上げはキルシュと丹波の西山酒造場の深山白ぶどう(白ぶどう果汁を使用したグラッパ)で香りづけしています。
今回の限定数は11個ですが、あんまりにも早く売り切れた場合は、もう少しだけ桃があるので、増産予定です。
本日20日18:00より通販ページで販売開始いたします。
どうぞご贔屓によろしくお願いします。

2017年8月19日土曜日

*夏の終わりのクグロフ*桃と葡萄*

クグロフ、桃と葡萄の2種類同時販売です。
各1個3000円税込み 別途冷凍便にて送料頂戴いたします。
明日8月20日18:00 webshopにて販売開始します。
https://hiyoribrot.stores.jp/
力尽きましたので、内容は明日ご案内いたします。
ごめんなさいーーーー。
眠くて、顔の前に飛んだ虫を倒そうとして、自分の鼻を力強くたたいたところです。
虫には逃げられ、涙目です。