2017年9月11日月曜日

*9月14日(木)~19日(火)新宿髙島屋美味コレクション パンのご案内*

新宿髙島屋。
以前に日本橋高島屋でシニフィアンシニフィエの販売員をやっていた身としては、あの高島屋の催事に出るということ自体が嬉しさと緊張の両方があります。
しかも、丹波の相棒cafe ma-noがカフェスペースで出店すること、大事な友の島根のベッカライコンディトライヒダカのパンと並んで販売されることが、私の生き方やパンに大きな影響をくれた仲間なので、とても感慨深いです。
話し出すと、明朝になってしまいそうなので、cafe ma-noとベッカライコンディトライヒダカの話は省略しますが、もしも、ヒヨリブロートのパンを求めて行ってくださるのであれば、この二つのお店もチェックくださると嬉しいです。
さて、本題のパンのご案内を。
ーーーーーーーーーーーーーーーーー
・カンパーニュ
 青森県白神アグリサービスのライ麦粉と、茨城県宗像ファームのゆめかおりが主役の田舎パン。ルヴァン種の酸味と粉のうま味が、しっかりした味付けの肉料理や、クリーム系の料理ともよく合います。
・食パン
 定番商品となりましたシンプル食パン。小麦、塩、モルト、酵母だけの配合で、毎日食べても飽きの来ないおいしさです。湯種を使用することでしっとりむっちり食感です。
・ラベンダー
 フランス産のラベンダーを練り込んだブリオッシュ。自家製のヨーグルトをたっぷりと、少しのライ麦粉で、味はさっぱりとしていて、食感は優しく軽く仕上げています。丹波市氷上町の芦田ポートリーのこだわり卵を使用しています。
・ブルーベリー
 奥丹波ブルーベリー農園の有機JAS認証をうけたフレッシュブルーベリーを低温のオーブンでゆっくりセミドライに。西山酒造場の丹波深山白ぶどう酒で漬け込んで、ホワイトチョコと一緒に焼き上げます。
・トマト
 丹波市山南町のふえのみち農園の7種類のプチトマトを、果汁がこぼれないように手をかけながら、じっくりロースト。イタリア産FRATELLI CAMPANAのオリーブオイルで漬け込んでいます。よつ葉乳業の国産シュレッドチーズと合わせて。
・酒粕と黒さや大納言
 丹波市春日町の希少な黒さや大納言小豆を、甜菜糖でコトコトと。大事に形を残して炊き上げます。古くから献上品として使われてきた、丹波の至宝です。山口県酒井酒造の酒粕が香る生地で巻いて。
・かぼちゃ
 丹波市の小麦とかぼちゃの組み合わせ。山南町の竹岡農園の鶴首かぼちゃと、市島町のうむ農園の手刈り天日干しの無農薬小麦です。玄麦のまま預かって、お店の石臼でゆっくり粉にしていきます。挽き立ての小麦の香りは絶品。丹波の大地の恵みを味わって。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今回のラインナップは、あえて丹波の食材を大目に使用しています。
千葉で生まれ育ち、丹波に引っ越しをして1年半。
まるで、丹波が地元かのようになってきました。
今回、熱烈にオファーをくださった新宿髙島屋の催事部長佐藤さんが、Iターンで地方で、その土地の美味しいとつながって、頑張っている人をフューチャーしたいと言っていただいての出店だったので、私が選んだ食材も多くがIターンで農業を始めた方のものです。
ちょっと手のかかるものばかりになりましたが、それだけ思い入れのあるものばかりです。私がパンを学んだ東京の皆様に、ぜひ食べていただければ幸いです。

0 件のコメント:

コメントを投稿