2017年10月7日土曜日

*足立醸造の秋祭り 1日目が終わりました*

足立醸造の秋のお祭り、朝からお越しくださりありがとうございました。
明日も9時半ごろから販売開始します。今朝、あまりにも早くパンがなくなってしまいましたので、大変申し訳ありませんが、お一人3個までにさせてください。たくさんの方と、パンという農作物を共有できますように。
桶作りが面白くて、何時間も見ていられる。吉野杉を使う理由、竹は孟宗竹はダメで真竹にすること、ドリルは使わずノミでホゾを作ること。少しの時間見させてもらっているだけでも、全てに理由があって先人の知恵が詰まっている。
木の繋ぎ合わす面に、一言書かせてもらうことができた。100年ぐらい使えるそうなので、タイムカプセルのようで、なんだか嬉しい。私は多分死んでいる。
後から来た少年が、これは挑戦する必要がある!と言っていたけれど、本当にその通り。貴重な体験になりました。
出来上がりは9日のお昼頃の予定だそうです。明日も作業をされているので、ぜひぜひご覧になられることをお勧めします。
なお、大きい桶を作れる職人さんがどんどん減っているそうです。つまりは需要が少ないから。でも、木桶にはワイン樽と一緒で、その蔵の菌、味が育つのです。正しい菌が育てば、そこには雑菌は入ることができない。除菌が謳われる時代ですが、良い菌を育て、付き合っていくことは、味噌にも醤油にも、酒にも、パンにも共通の醍醐味です。
皆さんも桶、おひとついかが?お繋ぎしますよ!

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