2016年10月21日金曜日

*青山パン祭りとファーマーズマーケットのパン*

今日は、丹波の友人がフォローに来てくれました。
で、ちょっと写真をお願いしてみましたのです。
そうしたら、、、なんだか、いつもの自分の厨房がちょっと映画の中みたいになりました。
パンたちも、ちょっと恥ずかしそうな表情に見えるのは気のせいでしょうか?
切ってあるのは、この後二人で試食をしたから。お先に失礼。毒味です。大丈夫。おいしく焼けていると思います。
最初の一枚は、母がくれたオーブンミトン。何気なく使っているものが、写真になると、妙にいろんな思い出をはこんでくるのはなぜでしょうか。
最後の写真は明日焼く予定のパンたちの準備。
すくなかぼちゃと、たっぷりの黒枝豆。
黒枝豆は、下処理をして塩もみして茹でて剥いて、さらにそれをたっぷりのオリーブオイルでソテーして塩コショウで味を整えて、やっとパンに入ります。軽く数時間かかるから、恐ろしい。
それは手間暇がかかるんだけど、この豆と向き合っている間に、いろいろなことを考えました。
あ、これこそまさにご馳走のパンだ。やりたかった世界に今立っている。
本当においしい一瞬をつかまえて、手間暇をかけて、おもてなしをするつもりで作るご馳走のパン。
フォアグラとか、キャビアみたいな最高級食材ではなくて、走り回ってつくる大事な人のための食事。
夢じゃないかと思うほど、幸せ者だなぁと思うのです。
丹波はきっと今夜も霧です。おやすみなさい。
青山にてご馳走パンたちが皆様をお待ちしております。

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